main > メンタル > メンタルクリニック回顧記 -発達障害検査-

私は転職を繰り返してるのですが、一社だけメンタル崩して辞めた会社があります。

その会社はいままで勤めた中で一番給与も福利厚生も社会的地位も良い会社でした。

そんなに恵まれた会社でどうして精神を病み、辞めることになったのか?

一言でいえば仕事ができなかったからです。

 

 

 

1. 営業事務職でメンタルを壊す

 

この会社で私は初めて営業事務という職種に就きました。

もうね、コミュ障の自分にこれほど向いてない職種はないと痛感しましたよorz

「思いやり」「他人への興味」そんなもの皆無の人間に、サポート業務ができるわけがない。もう二度と営業事務や営業アシスタントはやらないと心に誓ったね。

 

私は今までの職場で仕事覚えるのも早い方だったから、自分は要領が良いと勘違いしてた。

でも違う。今まではただ単に仕事が簡単だっただけ。私の能力が高かったわけじゃない。

むしろこの会社では「どれだけ自分の能力が低く、常識がない人間なのか」ということを毎日突きつけられることになります。

自己肯定感が低いわりにプライドが高い私には、自分の無能さ、コミュ能力の低さを直視させられる日々がきつかった。

 

そのうち私は長時間眠ることができなくなってしまいました。眠れても2〜3時間で目が覚めてしまい、そのあともう一度眠ることができないんです。

 

「辞めたいなあ・・・でも私転職しすぎだしなあ・・・」

そう思ってネットで「仕事が長続きしない」「会社で浮く」とかのキーワードで検索してたところ、私は初めて『大人の発達障害』というものを知るのです。

 

 

2. 私が通院したメンタルクリニック

 

『大人の発達障害』について調べると自分とすごく当てはまる部分がある。ネット上の簡易テストでも高得点。

これは・・・自分は発達障害なんじゃないか!?という単純回路でさっそく検査を受けてみようと思い立ちました。

 

2-1. CES-D検査を受けたUクリニック

 

1つ目の病院は「発達障害」で検索してヒットした某Uクリニック。

メンタルクリニックはどこも予約がいっぱいで診察受けられるのが二週間後とかざらな中で、UクリニックはWEB上で簡単に3日後の予約が取れるから助かりました。

 

しかし実際に診察に行って詳しく聞いてみたところ、Uクリニックでは発達障害の専門的な検査は行っていないとのこと。

とりあえずCES-Dという心理検査を受けて、不眠に効く漢方をもらってその日は帰りました。(父親が亡くなってから病院不信になり、西洋医学の薬は飲まない!と決めていた)

 

次通院したとき、CES-Dの検査結果を聞きました。その結果なんと・・・いきなり「重度の抑うつ状態」と診断されたのです!

(50点満点中46点とかだったような)

 

でも、私は正直この結果に納得できませんでした。

こんな簡単なテストと正味5分の問診だけで、うつだなんて判断してほしくないんですけど。

しかも重度のうつって、電車乗れないとか起き上がれないとかのレベルじゃないの?

私は毎日つらいながらも会社に行って仕事もやって、ご飯も食べるし吐いたりもしない。

私はうつじゃない!そう考えてこの病院にはもう行きませんでした。

 

2-2. 近所のYクリニック

 

Uクリニックはいまいち信用ならないと感じた私。

そこで見つけたのが、自宅から徒歩10分の近所にあるYクリニックです。

存在は以前から知っていたんですが、町医者だし〜発達障害の検査やってないみたいだし〜と候補から外してたんですね。

でもネットで口コミを見たところ、そこそこ良い評価だったので行ってみました。

 

そして・・・そこでも「うつ状態」と言われます。

 

でも、今回は前回とは違ってその言葉を素直に聞き入れることができました。その違いは、先生がたっぷり話しを聞いてくれたからです。

前回のクリニックは初診でも10分くらいしか話聞いてくれなかったですもん。こっち見ないでパソコンの画面ばっかり見てるし・・・

 

近所のYクリニックは40分くらい話を聞いてくれました。

そして私が今の職場を辞めたいと思っていると話すと、「うつ状態のときに退職の決断をするのはお勧めしないけど、本人の希望ということであれば。。。まずは2週間くらい休職してみて、復帰するか、退職するか、休職を延長するか決めたらどうですか?」と言っていただき、休職が必要な旨を書いた診断書を出してくれました。

 

それを上司に提出したところ、即休職決定。

今まで休職制度なんてまともに機能してない会社でしか働いたことなかったのでびっくり。

でも休めと言ってくれてるんだから素直に休もう!とポジティブに考えることにしたのです。

 

私はYクリニックの先生に「発達障害じゃないか不安」と相談してみました。

すると先生から「話を聞いていると発達障害寄りの思考パターンではあると思う。でも専門の検査はここでは受けられない」と言われました。

ちゃんと検査を受けてすっきりしたかった私は、近場の発達障害支援センターへメール。

紹介してもらったKクリニックへ行ってみることにしたのです。

 

2-3. 血液検査をしたKクリニック

 

Kクリニックでは血液検査でうつ病かどうかも診断できるということでした。

血液検査と心理テストや問診を受けたところ、私は「社会不安障害」だと診断されました。

確かにうつ病よりもSADの症状の方が自分に当てはまってるなーと感じましたね。

 

ただ、私はこのKクリニックもあまり好きではありませんでした。

薬の説明も一切なく、5分くらいの問診だけで、どっさりと西洋の薬を出されたからです。私は漢方にしてほしいと伝えたのに・・・

 

先生曰く、「社会不安障害は漢方では治らない」とのこと。

たしかに薬を飲まないと治らないのかもしれません。ただ、それならそれで薬の説明をちゃんとしてほしかった。脳に働きかける重要な薬なんだからさ。

 

というわけで、このクリニックは発達障害の検査を受けるだけと割り切って通院しました。処方箋は出されたけどもちろん薬は購入してません!

 

 

3. 発達障害検査 WAIS-

 

ついにKクリニックで発達障害の検査を受けた私。結論から言うと、発達障害ではありませんでした!!

 

  1. 一般常識問題
  2. 簡単な計算問題
  3. パズルのような問題
  4. 数字や記号を暗記する問題
  5. 間違い探しのような問題
  6. ストーリーを組み立てる問題

 

こういう問題が出たと記憶しています。

発達障害云々を抜きにして、自分の一般常識のなさに恥ずかしくなりましたね。

歴史好きなのに日本史の常識的な問題すら答えられなかったし・・・

これはただ単に私がバカなだけだと思います。

 

この中でもっとも苦痛だったのは計算問題と数字や記号を暗記する問題。

しかし検査結果を見ると、なんとこの数字を記憶する系の問題が一番点数が高かったんです!自分の認識と実際の結果がこんなに違うとは。

検査結果では耳から得た情報を記憶する能力が高いと出てるんですけど、自分では耳が悪いと思ってるし。

 

検査を受けたときはあまりの自分のできなさにIQが平均以下なんじゃないかと不安でしたが、なんとか平均以上でほっとしました。

カンタンな問題ほどできなかったりして、臨床心理士さんには「簡単な問題だと思うとちょっと手を抜いて油断するとこありません?」って言われたり。

自分の深層心理の傾向がわかる、ほんとに興味深い検査でしたね〜

 

クリニック関係の思い出は一通り吐き出したので、メンタル関係の記事は思い出したときにまた書きます。ご興味があれば読んでいただけると嬉しいです!

 




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